ポッティングコンパウンド IPX防水等級 効果参照

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  • 著者: Aaron

ポッティングコンパウンドは封止部品に対して防水・防湿の役割を果たしますが、防水等級は製品ごとに異なり、もちろん封止部品の素材にも影響されます。防水ポッティングコンパウンドのIPX防水等級とは、防水機能の保護レベルを示すもので、IPX防水等級は合計8段階(IPX-1からIPX-8)に分かれ、等級が上がるごとに防水性能が強化されます。

potting compounds

IP等級の定義:エンクロージャー保護等級(IPコード)は、防塵性、異物侵入、水防・防湿特性に基づいて製品を分類するものです。以下はIPX防水等級の一覧です。

IPX0:ほとんど防水保護機能がありません。

IPX1:垂直滴下保護(タイプI):1分間に3~5mmの降雨量相当を10分間受けても有害な影響がありません。

IPX2:垂直滴下保護(タイプII):IPX1と同等ですが、全方向に15°傾けても防水試験をクリアします。

IPX3:雨水保護:60°の範囲で噴流水(2~5分間、流量10L/秒、圧力80~100N/m²)に耐えます。

IPX4:飛沫保護:IPX3と同等ですが、全方向からの飛沫に対して保護します。

IPX5:噴流水保護:2~3分間、流量12.5L/秒、圧力30N/m²の噴流水に直接さらされても有害な影響がありません。

IPX6:強力噴流水保護:2~3分間、水深3m相当(流量100L/分、圧力100N/m²)の噴流水に耐え、全方向からの噴流水が内部に侵入しません。

IPX7:浸漬保護:水深1mで30分間浸漬しても内部に浸水しません。

IPX8:水中保護:一定の水圧下で長時間浸漬しても使用に影響しません。

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